【MOVIE】MEMORIA(メモリア)※Spoiler alert!

映画

何となく気になってて、そーだ!これ公開されたんだ!よっしゃー!見に行っちゃえ!って映画とかあるよね。
という作品の一つだったりします。
映画って予告見て興味もったりすること多々あるやんね。
そして見事に予告に騙されたーとかもあるし。
メモリアというこの作品は、何か期待できそうな(どんな?と言われたら困るが)
感があって、割と期待度も高めだったんやけど・・・・・・個人的には今年一番のなんじゃこりゃーな内容でした。
さすが主役にティルダ・スウィントンが出てるだけあって、デッドドントダイかい!!って思わず心のなかでツッコミいれてしまいました。
監督は、「ブンミおじさんの森」(2010)のアピチャッポン・ウィーラセタクン監督の作品。
ちゃんとしたプロの俳優さん使った初の国外で撮影した作品とか。
(南コロンビアって書いてあったような)
監督はタイの方で、ブンミおじさんの森って作品ずーっと前に見たんだけど、タイと言う国の死生観がすごく感じられて不思議な話だったのを覚えとるんよね。
ただ今回もワンカットの長さがすごく気になって、というか長く感じられすぎて・・ちょっとしんどかったのもある(^_^;)
あらすじだけど、以下映画ドットコムより。

「ブンミおじさんの森」などで知られるタイの名匠アピチャッポン・ウィーラセタクンが「サスペリア」のティルダ・スウィントンを主演に迎え、南米コロンビアを舞台に撮りあげ、2021年・第74回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞したドラマ。とある明け方、ジェシカは大きな爆発音で目を覚ます。それ以来、彼女は自分にしか聞こえない爆発音に悩まされるように。姉が暮らす街ボゴタに滞在するジェシカは、建設中のトンネルから発見された人骨を研究する考古学者アグネスと親しくなり、彼女に会うため発掘現場近くの町を訪れる。そこでジェシカは魚の鱗取り職人エルナンと出会い、川のほとりで思い出を語り合う。そして1日の終わりに、ジェシカは目の醒めるような感覚に襲われる。共演に「バルバラ セーヌの黒いバラ」のジャンヌ・バリバール。

2021年製作/136分/G/コロンビア・タイ・イギリス・メキシコ・フランス・ドイツ・カタール合作
原題:Memoria
配給:ファインフィルムズ

ある日自分にしか聞こえない、不思議な音を聞くようになって(もちろん作品を見てる人にはわかる)それを音響技師にこんな音なんですけど・・と作ってもらいに行ったり、でも再度その人を訪ねたら、そんな人おらんよ?となって見る方は??な状態。
ひよっとして夢オチだけはやだな・・って思いつつそれもなさそうだし。
遺跡発掘現場を訪ねて、そこで出会ったエルナンって人との会話がなぜか芝居ががってて、何か意味があるのだろうか?とフカヨミしたり。
そしてエルナンって人のお宅にお邪魔して、なぜか私ここにいたわ!ってなるんだけど、それはあなたの記憶ではない、私の記憶だってエルナンという人が答えるという・・・私はハードディスクであなたはアンテナだ、って会話になり、まるで禅問答なのか・・・。
そしてしまいには、主人公ジェシカが聞こえていたドーンって地球のコアからきこえてくるような音の正体が判明。
なんと古代文明かなにかで地球にいた宇宙船らしきものの起動音らしい。
ドーンと音を立てて、そのまま浮き上がり、静かにどこか遠くにゆっくりと去っていくという・・・
そして空の違うカットがいくつか長回しで出てきて、エンドロール・・・・
うーん。
ちょっと私にはしんどかったです。
でもね、いろんなシーンごとはすごく何か意味ありげで、このあと何がどうなるんだろうか??と期待させといて、いきなり次のシーンへ・・ってのはなんかすんません状態でした。
映画館自体は、水曜でサービスデイのためかなり人が入ってたけど、途中でガタン、って何かものを落とた音が聞こえたり、かなりの方々が、睡魔に負けたのではないかと思っております。はい。
余計なBGMがない分、映像に集中するため同じ映像が通常より長く流れるのは、ちょっと・・な感じやね。
決して嫌いじゃないのだけど、やっぱタイミングとか体調とかもあったのかもしれん。
という私にとってはそんな作品でした。
また見たら別の感じ方もあるのかも。
でも2時間16分はしんどいかなぁ。

 

 

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