【音楽雑記】あの頃の「音」は死んでない!80年代CDが令和でバズる”深いワケ”

音楽

・CD革命の光と影
1982年10月1日、ソニーが世界で初めて出したCDプレイヤー**「CDP-101」**っちゅうのんが、16万8千円っちゅう目が飛び出るごたる値段やったけど、そん進んだデザインと最高の音質で、音楽の世界に革命ば起こしたと。
2進法で「5」っちゅう意味の「101」っちゅう数字に込められとった、高級品やけど音楽ばみんなに届けたか!っちゅう出井伸之さんの哲学が、まさにこのすごい機械にぎゅーっと詰まっとったんよね。
音楽ば聞くっちゅう考え方ばすっかり変えてしもた、まさに「世界ばひっくり返した鉄の箱」の登場やったばい。

・音で疲れて海苔のような形になった波形・・そやけんまた初期盤が評価されると。
せやけど、CDが広まるにつれて、90年代以降は音楽業界で「ラウドネス・ウォー」ちゅう「音圧競争」がめちゃくちゃ激しくなったんよ。
他の曲よりでかい音で聞かせた方が印象に残るっちゅう商売の考え方で、リマスター盤は音圧ば限界まで上げまくったったい。
そん代償はでかかったばい。
音の広がりはぺっちゃんこになって、音の波形はまるで「海苔」みたいに平らになってしもて、本来あった立体感とか余韻が全部なくなってしもたんよ。
海苔波形とか言われとるらしいばってん。
もうちょい詳しく説すると、音圧競争によって生まれた、音量を大きく聴かせるための処理が施された音源の波形。
見た目が平坦になるためこう呼ばれるったい。
音量が大きく聞こえる反面、音の抑揚や奥行きが失われ、聴き疲れしやすいとされとる。

この「音の戦争」のせいで、耳に優しくて自然な音の初期盤CD(特に80年代のオリジナル盤)が、今になってまた脚光ば浴びるようになったったい。
音楽ば「聞くだけやなくて、じっくり味わう」人には、この話はたまらんやろう。
まさに当然の流れっちゃもんね。

・番号が語る値段と価値
初期のCDには、そんものすごい価値が隠されとるばい。
例えば、「35DP」とか「35DH」っちゅうのは3,500円の盤、「38DC」っちゅうのは3,800円の盤という、当時の高級品やった値段がそのまま番号になっとったんよね。
これもまた、CDっちゅう新しいメディアが、いかに高級品として登場したかの証やね。

しかも、静岡県大井川にあるCBSソニーの工場で作られた盤には**「CSR刻印」っちゅうのが入っとって、これが初期の国内生産の証拠。
音もフラットトランスファーに近くて、聞いても疲れにくい自然な音が特徴やけん、コレクターが血まなこになって探すのも納得ばい。

ちょこっと話はそれるばってん、90年代には「8cmシングルCD」(短冊CD)が登場。ZARDとかSPEEDのごたるとの、たくさんのアーティストのヒット曲がこのちっちゃいディスクにぎゅーっと詰まっとって、多くの人の青春ば彩っとった。
12cm盤しか対応しとらんCDプレイヤーにアダプターばカチャッとセットして、指先で再生ボタンば押す──そん瞬間に流れ出すイントロが、部屋の空気ばガラッと変えてしまうんよ。
音楽だけやなくて、思い出ごと聞き返すごたる、懐かしか文化やったばい。
最近短冊CDの日(7月7日)つうのができて、いろいろ再発されたりしよるけん、もっと盛り上がってほしかね。

・CDは記憶を入れる箱
今回のCD革命ばたどる話は、ただの懐かしい話やなか。
音楽ば「自分のモンにする」っちゅう体験、そんでそん時代に触れる旅でもあるったい。CDは、ただの音楽ば再生する機械やなくて、そん時代の空気、記憶、そんで熱い気持ちがぎゅーっと詰まった「記憶ば入れる箱」でもあるけんね。
そやからこそ、今、たくさんの人が初期のCDとか80年代の盤ばまた手にとって、そん「音」と「思い出」ばじっくり味わいようっちゃないんやろか。
うん。
うまくまとまったかな。

アイキャッチ画像は、海苔波形と普通の波形の比較画像をAIに作ってもろたばい。

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